帝国データバンク札幌支店は、人材確保・育成等に関する札幌市内・近郊企業調査結果を発表した。自社の従業員数の充足度について、「不足している」と回答した企業は73.3%と7割を超え、4社に3社近くを占めた。「不足していない」企業(23.0%)の3倍超となった。
「不足している」企業の業界別の割合では、「建設」(91.9%)が最も高く9割を超えた。これに金融、不動産を含む「その他」(81.8%)、「小売」(71.4%)、「サービス」(70.5%)が続いた。
一方、「不足していない」企業の割合が最も高かったのは「卸売」(37.5%)。以下、「製造」(32.3%)、「運輸」(31.6%)の順で、3業界が3割を超えた。
人材育成・教育の対象となる階層(複数回答)については、「若手社員」が25.8%で最多。これに「中堅社員」(21.5%)、「新人」(20.8%)、「管理職候補」(16.2%)が続いた。
人材確保・育成に向けての課題(複数回答)に関しては、「従業員教育」が24.5%でトップ。以下、「若手の定着」(24.3%)、「幹部教育」(19.6%)、「後継者育成」(13.1%)、「コミュニケーション」(11.5%)の順。
今後の採用予定についても質問。新卒の採用予定が「ある」とした企業は50.6%で、「なし」とした企業は43.9%。キャリア採用の予定は66・9%の企業が「ある」と回答し、「なし」は26.8%。「キャリア採用」の割合が「新卒採用」を16.3ポイント上回った。現場での即戦力を求める傾向が高いことを浮き彫りにした。
人材採用時に利用する募集媒体(複数回答)については、「ハローワーク」(28.6%)がトップ。これに「リクルートサイト」(24.9%)、「自社ホームページ」(24.4%)、「人材紹介会社」(15.4%)が続いた。
調査は2月8日~3月31日に、札幌市内と近郊企業を対象に実施。有効回答のあった239社を集計、析した。
















