町田、13年の思い結実

町田、13年の思い結実

 試合終了のブザーを聞いた富士通の町田は、万感の表情でチームメートと抱き合った。2011年に入団してから、過去3度はね返されてきたプレーオフ決勝の舞台。4度目の挑戦でついに頂点に立った司令塔は、「関わってくれた人たちに恩返しができた」と涙を流した。

 ドリブルで果敢にゴール下へ切り込んで相手の守備をかき回し、8得点9アシスト。9点リードで迎えた後半もしっかりとゲームをコントロールし、流れを渡さなかった。

 21年東京五輪で日本代表の司令塔として銀メダル獲得に貢献。22年に日本選手では4人目となる米女子プロリーグ(WNBA)プレーヤーとなった。選手として円熟期を迎える中、一つ足りなかったのがリーグ戦のタイトルだった。

 札幌山の手高時代から憧れた富士通のユニホーム。「学生時代からよく試合を見てきた。富士通のバスケが大好きで、チームに入りたかった」。16年前に初優勝したシーンが収録されたDVDは何度も見た。いつか自分も。そうイメージを膨らませた日から13年。「ずっと夢見て、目標にしてきた光景を見ることができた」。ついに思いを結実させた。

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