苫小牧市山手町の弁当製造・販売の甚べい(今田正義社長)が16日、創業50周年記念式典を市内のホテルで行った。むすび会観桜会も併せて開き、同社の関係者や取引先など約90人が出席。半世紀を振り返り、新たな一歩を踏み出すための節目を祝った。
今田社長はあいさつで「50年も続くとは思っていなかった。非常にうれしく感謝」と率直な思いを語り「50年は苦難の連続だった。最高で18店舗あったが今は市内8店舗。女性のパワーでここまで来られた。70年、80年、100年続けていくため、土台を作る1年にしたい」と気持ちを新たにした。
苫小牧地方食品衛生協会の福原裕会長は、甚べいの弁当に異物が入っていた過去のエピソードを紹介。「普通なら謝って終わりにするが、2カ月ぐらいかけて原因究明してくれ、結局はゴボウの堅い繊維だった。その対応に、また次も購入したいと思った」と同社のクレーム対応や衛生管理への姿勢をたたえた。
木村淳副市長も祝辞を述べ、鈴木知之苫小牧民報社社長の発声で祝杯。樽前ばやしの演奏で盛り上がり、半世紀の歴史などを紹介するスライドショーを上映した。
甚べいは1974年3月、苫小牧市糸井で辻食品を設立したのが始まり。76年3月に法人登記し、同9月に社名を現在の甚べいに変えた。80年3月に本社、工場を山手町に移転し、現在は市内8店で営業している。
















