苫小牧樽前小学校(中嶋清人校長、18人)は今年度、2人の新1年生を迎えた。昨年度は入学者がゼロで、学校の存続も危ぶまれていたが、男女1人ずつの元気な登校姿に学校や地域住民も安堵(あんど)の表情を浮かべている。
同校は市内に住んでいれば校区外からでも通学できる特認校。自然環境に恵まれ、町内会との合同運動会や課外活動を通じた地域住民との交流や、小規模校ならではの学年を超えた学習、行事が特色。7月には、現校舎の西側に建設費約15億円をかけた新校舎が完成する。
一方、ここ数年の入学者は2021年度が3人、22年度が1人、23年度が0人と減少傾向にあり、全校児童数も20年度の32人を境に激減した。このため昨年11月には授業を公開し、特認校の良さをアピール。市内から6組約20人の親子が参加していた。
中嶋清人校長は「入学者がいて安心した。今年は新たな校舎とともに、前例のない教育活動も進めていきたい」と話した。
















