苫小牧市内で映画の自主上映会を行っている「苫小牧映画サークル」(稲塚秀孝代表)が、今月から「高校生会員」を募集している。同サークルは1人3000円の会費を払えば映画を年3回視聴でき、高校生会員は半額の1500円とする。稲塚代表(73)は「高校生は一番物事に真摯(しんし)に向き合える多感な時期。映画を見ることで社会や世界のことを考えるきっかけにしてほしい」と期待する。
同サークルは昨年4月、ドキュメンタリー作品の監督やプロデュースも手掛ける稲塚代表らが立ち上げた。今年3月末時点の会員数は40人で、新年度も2カ月に1回のペースで上映会を開く予定だ。
「高校生会員」新設のきっかけは、稲塚代表が2022年12月に市内や函館市などでの撮影で高校生エキストラを募集したこと。オーディションに参加した生徒らと話すうちに、多くがアニメ映画やアニメ原作の実写版しか見たことがないと知り、「幅広い映画を見てもらいたい」と手軽に見られる金額を設定した。
サークルでは21日午後1時半から、沼ノ端交流センター(北栄町)でクリント・イーストウッド監督作品の「硫黄島からの手紙」を上映。6月16日にはアメリカ・ネバダ州の核実験の影響を追った新作ドキュメンタリー「サイレント・フォールアウト」(苫小牧市民活動センター、午後2時から)を、8月18日には吉永小百合主演の「愛と死をみつめて」(時間場所未定)を上映する予定。
入会申し込み、問い合わせは稲塚代表 携帯電話090(3433)6644。
















