日本高校野球連盟は18日、今春の選抜大会から完全移行された低反発の金属バットで、新基準を満たさない物が流通していたことを発表した。
選抜大会でも出場32校のうち5校が持ち込み、一部で使用されたことを確認したが、記録などは取り消さない。新基準に適合しないバットは安全性が確保されないため、19日から使用禁止となる。
5社が生産し、昨年11月から今年3月までに納品した3351本のバットは、反発性能が規定内に抑えられておらず、打球が速くなる。各社は基準を満たさないバットを自主回収する。
高野連は昨年11月から全国の加盟校に約1万1000本のバットを配布したが、基準外の物は2100本ほどになるという。














