【ロサンゼルス時事】米大リーグ、パドレスのダルビッシュ有投手が14日、ドジャースの大谷翔平選手と3月20日の今季開幕戦以来となる2度目の対戦に臨んだ。雨でぬかるんだマウンドも影響して制球力を欠いたが、2三振と三飛に抑え、「大谷君と対戦するところで、やっぱりモチベーションを感じている。思い切り勝負したかったけど、ボールばかりで申し訳ないと(大谷に)言った」と振り返った。
昨季ア・リーグ本塁打王に輝いた、メジャーを代表する打者大谷との対決。メジャー13年目のベテラン右腕は「個々の対決の楽しさを思い出させてくれる。大谷君が来ると、日本にいた時のそういう感情をちょっと思い出す」と特別な思いを口にした。
登板前日の13日には、ドジャースの山本由伸投手を交えた3人で約15分間、グラウンドで談笑した。昨年のワールド・ベースボール・クラシックでは一緒に日本代表の優勝に力を尽くした大谷について、ダルビッシュは「大谷君も結婚されて、いろいろ肩の荷が下りたじゃないけど、隠さなくていいところが増えたと思う」と推し量る。「すごく明るい感じもするし、今はいろんなこともあると思うけど、笑顔で前向きにやっているのを見ると自分も元気になる」。プレー以外も注目を集める状況を気遣いつつ、自身も改めて刺激を受けた様子だった。
同じナ・リーグ西地区に所属するドジャースとパドレス。今季はまだ8試合の対戦を残しており、両雄の真剣勝負の続きが見られるかもしれない。
前田は三回途中6失点
【デトロイト時事】米大リーグは18日、各地で行われ、タイガースの前田はレンジャーズ戦に先発したが、3本塁打を浴びるなど7安打6失点(自責点5)と乱れ、三回途中で降板した。勝敗は付かなかった。チームは終盤に勝ち越しを許し、7―9で競り負けた。
レッドソックスの吉田はガーディアンズ戦に2試合連続で出場しなかった。チームは4―5で敗れた。大谷のドジャースは試合がなかった。

















