苫小牧民報販売店協力会旗争奪第14回東・西地区親善少年野球大会が20、21両日、苫小牧市内の各公園グラウンドで開かれた。21日は東、西両地区で決勝が行われ、東地区は飛翔スワローズが8―1で沼ノ端ジェッツ・美園スラッガーズ合同にコールド勝ちを収めて2年連続3度目の優勝。西地区は泉野イーグルスが3―2でときわ澄川ライオンズをかわし、3年ぶり3度目の栄冠を手にした。
21日
【東地区】
▽決勝
ジェッツ・美園合同
1000 ―1
2501x―8
飛翔スワローズ
(四回コールド)
(ジ・美)高橋、伊藤―丸山
(飛)関澤、泉、山口―日下
【西地区】
▽決勝
泉野イーグルス
002100―3
101000―2
ときわ澄川ライオンズ
(泉)黒江龍、大橋―吉田
(と)桑原、布施―井上
▽3位決定戦
錦岡・白老合同
2400―6
543X―12
日新スポーツ少年団
(四回時間切れ)
(錦・白)富田、宮崎―仙田
(日)野澤、千葉、奥山―奥山、置田
▽準決勝
ときわ澄川ライオンズ
5101―7
1011―3
日新スポーツ少年団
(四回時間切れ)
(と)井上、布施―土門、井上
(日)置田、奥山―奥山、置田
泉野イーグルス
0229―13
0000―0
錦岡・白老合同
(四回コールド)
(泉)佐々木、本多―黒江
(錦・白)三浦大、樽本―仙田
20日
【東地区】
▽1回戦
拓勇ファイターズ
102020―5
000000―0
沼ノ端スポーツ少年団
(拓)平田、堀川―上野
(沼)大石橋、青木―佐々木
▽準決勝
拓勇ファイターズ
000 ―0
413X―17
飛翔スワローズ
(三回コールド)
(拓)松崎、堀川―上野
(飛)佐藤柊、泉―日下
ジェッツ・美園合同
100000―1
000000―0
新生台イーグルス
(ジ・美)高橋―丸山
(新)熊谷、児島―児島、熊谷
【西地区】
▽1回戦
北光ファイターズ
34100 ―8
14301x―9
錦岡・白老合同
(五回時間切れ)
(北)樋渡、宮本、福田―福田、宮本
(錦・白)三浦大、樽本、三浦大―仙田
泉野イーグルス
10045―10
31000―4
北星有珠の沢ホークス
(五回時間切れ)
(泉)黒江、大橋―吉田
(北)岩田、三浦煌、今井―西村
大成フェニックス
101 ―2
336x―12
ときわ澄川ライオンズ
(三回コールド)
(大)紺野、西村統―小川
(と)布施―井上
―東地区/飛翔スワローズ、2年連続3度目V
東地区の決勝戦は、飛翔スワローズが美園スラッガーズ・沼ノ端ジェッツ合同を下し栄冠を勝ち取った。飛翔スワローズの向井拡充監督は「目標としていた優勝を勝ち取ることができて良かったが、内容はまだまだ」と引き締める。
シーズンのスタートを切る今大会に向け、しっかりバットを振り込んできた。それでも「打線がつながらない場面があった。選手たちは『つなげる』という意識をより強く持って、打席に立つようにする必要がある」とし、守備でも「それぞれの場面において、しっかりと選手間で情報共有し、ミスのないようにしていきたい」と話した。
―西地区/3年ぶり3度目の栄冠
西地区決勝で1点を争う好ゲームを制した泉野。黒江龍恩主将(泉野6年)は「みんなで声を出して、プレッシャーを掛けられたのが勝利につながった」と納得の表情を浮かべた。
決勝はわずか3安打ながら相手の隙を逃さず、中盤以降は再三のピンチをしのいだ。三回に逆転の2点適時打を放った大橋(澄川6年)は「あの場面は『打つしかない』と自分を信じて打席に立った」と振り返り、最後を締めくくったマウンドでは「緊張したけれど、守りが何とかしてくれるとしっかり腕を振って投げた」と胸を張った。
桑村監督は公式戦に向けて「ライナーで(野手の)間を抜くような打球が出てくれば。守備も含めてレベルアップしていく」と期待。黒江主将は全道大会出場へ意気込んだ。

















