18チームで代表1枠競う 春季道大会室蘭支部予選・高校野球

各チームの部員代表が抽選を行う=24日、むかわ町道の駅「四季の館」

 第63回春季北海道高校野球大会室蘭支部予選の組み合わせを決める部長・監督・主将会議が24日、むかわ町道の駅「四季の館」で開かれた。今回は出場校数の大会規定により、支部代表枠が昨年から1減の1チームとなり、優勝チームが5月22~28日に札幌円山球場で行われる全道大会に進出する。

 とましんスタジアム(苫小牧)で同8日に開幕するトーナメントには胆振・日高の20校18チームが出場する。このうち、3校連合として苫小牧西・富川・室蘭工業が含まれている。会議では今回の主管校となった鵡川高の柳本高秀校長が冒頭にあいさつし、「皆さんの力あふれるプレーが周りの生徒に力を与える。大会ではぜひ頑張ってください」と呼び掛けた。

 大会の特別規則審議や一本化されたトーナメント表の確認に続き、昨年の秋季大会のブロック優勝校(A―駒大苫小牧、B―苫小牧中央)、同準優勝校(A―鵡川、B―苫小牧東)をシード校として配置した。残る空枠を抽選し、登壇した各校チームの主将が箱から番号付きのピンポン球を引き当てた。

 支部代表2チームだった昨年の前回はAブロックの決定戦で駒大苫小牧が大谷室蘭を7―0、Bブロックは北海道栄が苫小牧中央を4―0でそれぞれ下し全道大会に進出した。

 また、今回のシード校が決まった秋季大会支部予選ではAブロックで駒大苫小牧が鵡川を9―0、Bブロックでは苫小牧中央が苫小牧東を2―0でそれぞれ退けて代表に決まっていた。

 夏の選手権予選を占う前哨戦。ここまでに鍛えてきた各チームの熱いプレーに期待が懸かる。

 今大会の組み合わせは別表の通り。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る