GX投資呼び込む 藤井会長「世界の金融センターに」 道経連

GX投資呼び込む 藤井会長「世界の金融センターに」 道経連
GX投資を道内に呼び込むための戦略を語った藤井会長=26日午後4時ごろ、札幌市中央区の北洋銀行本店セミナーホール

 北海道経済連合会(道経連、藤井裕会長)が主催するGX(グリーントランスフォーメーション、脱炭素化)セミナーが26日、札幌市内で開かれた。世界や国、道内、企業単位の三つの切り口で3人の講師が登壇。今後10年間で150兆円規模とされるGX投資を道内に呼び込むためのヒントを探った。

 道経連は、GX投資を道内に呼び込むため産学官金21団体で昨年6月に設立されたコンソーシアム(共同事業体)「チーム札幌・北海道」の一員。セミナーには会員企業を中心に約250人(うち150人がオンライン参加)が出席した。

 冒頭あいさつに立った藤井会長は「チーム札幌・北海道」について「北海道が持つ再生可能エネルギーのポテンシャルを最大限生かしてGXの産業集積と、それを支える金融機能の強化・集積を両輪で進め、その相乗効果により日本の再生可能エネルギーの供給基地、世界中からGXに関する資金、人材、情報が集積するアジア、世界の金融センターの実現を目指すものだ」と意義を説明。

 具体的には六つの重点取り組みを設定していることを指摘。「次世代半導体製造拠点の整備・集積については、脱炭素化に貢献する最先端半導体の製造を目指すラピダス(東京)が千歳市に進出し、それに伴う半導体関連産業が相次いで進出を表明している」としたほか、「ソフトバンク(東京)が苫小牧市で生成AI開発に活用する国内最大級のデータセンター整備を表明している」と報告。札幌市と道が「北海道・札幌GX金融・資産運用特区」を国に提出していることも説明した。

 この後、北海道経済産業局の豊島厚二資源エネルギー環境部長が「世界のGXの動きと国の取り組み及び道内経済への影響」、北洋銀行の赤星宏光成長戦略企画室管理役が「チーム札幌・北海道の取り組みの意義、特区とは何か」、北海道二十一世紀総合研究所の小川貴大主任研究員が「道内企業のGX取り組みに向けて」をそれぞれテーマに講演した。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る