大相撲夏場所の新番付が発表された4月30日、新小結の大の里が茨城県阿見町の二所ノ関部屋で記者会見し、「番付表で名前が大きくなっているのを見て、三役に上がった実感が湧いた」と喜んだ。
幕下10枚目格付け出しの初土俵から所要6場所でのスピード出世に「全く想像していなかった」。この日の朝、初めて結ったというちょんまげ姿も披露し「ようやくお相撲さんになったなと実感した」と表情を崩した。
会見の冒頭では、20歳未満の幕下以下の力士と飲酒したとして日本相撲協会から厳重注意を受けた問題について、師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)が「今後は大の里を相撲道にまい進させていく」と謝罪。大の里は「たくさんの方に迷惑をかけた。場所で頑張って、勝つ姿を土俵で見せたい」と誓った。

















