むかわ町美幸の道の駅「むかわ四季の館」内にあるトレーニングジムが静かな人気を集めている。昨年夏に施設内をリニューアルし、背筋や腹筋、下半身など全身を満遍なく鍛えられる機器を充実させたことで町民はもちろん、大浴場などの利用も兼ねて町外から足を運ぶ利用者から好評。関係者は「震災やコロナ前と比べても倍近い利用につながっているのでは」と手応えを挙げる。
トレーニングジムは昨年7月に刷新。ゴム式の床に張り替え、利用頻度の高いランニングマシーンやバイクをトレーニング機器のトップメーカーから新調するなど、設置台数が従来の3倍となる約30台まで増やした。
関係者によると、2018年9月に発生した胆振東部地震による被災や20年以降のコロナ禍の影響で近年は利用者が落ち込んでいたという。道の駅呼び物の大浴場と併せて利用する客が増えてきた。指定管理する果夢工房の伊藤由里子支配人は「最近は苫小牧や(日高町)富川から来てくれる利用者もいる。利用者が増えることで、入浴者の増加にもつながっている」と歓迎する。
トレーニングジムの営業は午後1~9時(日曜、祝日は午前10時から)。料金は520円でプール利用や入浴もできる。

















