予約はコロナ前水準 日並び影響で分散傾向 GW期間の市内ホテル

予約はコロナ前水準 日並び影響で分散傾向 GW期間の市内ホテル
高校生部活の団体利用で混雑するロビー=新苫小牧プリンスホテル「和~なごみ~」

 苫小牧市内の宿泊施設はゴールデンウイーク(GW、27日~5月6日)期間中、客足がコロナ禍前の水準に戻りつつある。コロナ5類移行から1年で影響もほぼ見られず、家族連れなどを中心に予約が入っている。一方、今年のGWは平日を休まなければ分散されるため、ビジネス客も旅行客も利用増につながりづらい日程。各施設からは「今年は日並びが良くない」と嘆く声も聞かれる。

 グランドホテルニュー王子(表町、207室)はGWの前半と後半の各初日、4月27日と5月3日は予約で約8割が埋まったが、期間中の平均稼働率は5~6割。ツインやトリプルの客室で予約が多く、個人客は昨年とほぼ同水準で、同ホテル宿泊部は「家族連れが多い印象。インバウンド(訪日客)もアジア系の個人客が増えている」と話す。

 ホテル杉田(同、34室)はGW前半の4月27、28日、後半の5月3~5日がほぼ満室。ただ、GWに挟まる平日の稼働率は5割ほどで、通常の平日より落ち込んでいる。部活の大会で訪れた学生やファミリー層が多い傾向で、同ホテルは「コロナ前と同じ水準。(予約の推移は)暦次第の状況になった」と分析する。

 新苫小牧プリンスホテル「和~なごみ~」(双葉町、108室)も4月27日と5月3日がほぼ満室。期間中の稼働率は7~8割で、家族連れや観光客を中心にダブル、ツインから予約が入る傾向。同ホテルは「GWの前半、後半ともに初日に予約が集中している」とし、日並びの影響について「やはりある。平日は予約が落ち込み、いつもと変わらないくらい」と説明する。

 市内11社で構成する苫小牧ホテル旅館組合の佐藤聰組合長は「人の動きは完全にコロナ禍前に戻っていて、ほっとしている」と安堵し「各宿泊施設も例年通り。(コロナ禍で)大変だった3年間を思うとうれしい」と話している。

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