国が防衛体制強化の一環として、平時から自衛隊や海上保安庁の使用可能な「特定利用港湾」に苫小牧港を指定したことについて、市民団体の苫小牧港の軍港化阻止実行委員会(横山傑委員長)は4月26日、市民への説明を求める要望書を苫小牧市に提出した。横山委員長(60)らが市役所を訪れ、「市の権限の中で出せる情報を提供してほしい」と小名智明産業経済部長らに訴えた。
要望書では▽指定に当たって国や道と交わした協議内容の開示▽自衛隊の寄港回数などが変化するか▽攻撃目標になるとの危惧に対する市の認識―などの回答を求めた。市側は後日、文書で回答するとした。
横山委員長は「始まってみたら、米軍も来て訓練しているということが心配。軍港化のみならず、国の民主主義の在り方も根本からつくり変えられてしまう気分だ」と述べた。
















