東京商工リサーチ北海道支社は、4月の道内企業倒産状況を発表した。倒産件数は前年同月比3件(17.6%)増の20件となり、3カ月ぶりに前年を上回った。件数が20件台となるのは、4月としては4年ぶり。
負債総額も前年同月比103.4%(20億7200万円)増と大幅に増え、40億7600万円となった。負債10億円以上の大型倒産が、9カ月ぶりに1件発生したため。
地域別では、札幌市が9件で最多。これに網走市(2件)が続いた。小樽、北見、釧路、富良野市などで各1件発生した。
業種別では、サービス業・他が11件と半数以上を占めて最多。これに製造業と小売業、運輸業(各2件)が続いた。
原因別では、「販売不振」が13件で最多。以下、「他社倒産の余波」(3件)、「放漫経営」(2件)の順。
新型コロナウイルス関連倒産は12件発生。道内の累計は371件となった。
4月の企業倒産に伴う従業員の被害者総数は136人。今年1月からの累計では373人となった。
道内の企業倒産は2024年に入ってからも増加基調が続いている。同支店では「原材料・エネルギー価格の高騰や人手不足に伴う経費負担の増加など、企業を取り巻く環境は依然として厳しい」と指摘。今後も「不採算となっている企業を中心に、道内の企業倒産は予断を許さない情勢が続く」と予想している。
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帝国データバンク札幌支店も4月の道内企業倒産状況を発表した。倒産件数は前年同月と同数の18件と横ばいで推移。負債総額は前年同月比101.7%(19億9500万円)増の39億5700万円となった。
















