アイスホッケーのレフェリークリニックが6、7両日、苫小牧市のネピアアイスアリーナで開かれた。道南地区(苫小牧、室蘭、札幌、旭川)からレフェリー28人が参加し、競技ルールの解釈やマニュアルについての座学、氷上実技を通して、理解を深めた。
ルールに対する解釈の統一やレフェリーとしての資質向上を目指し、日本アイスホッケー連盟レフェリー副委員長でインストラクターの向坂健司さんが講師を務めた。
7日の座学で、向坂さんは「試合以外でも選手の道具が新調されていないかなどの変化に目を向けることで、さまざまな情報を拾う」と強調。選手のハンド、スティックの色などの特徴をより多く覚えておくことで「試合中に(選手を見分ける)瞬時の判断をより正確にすることができる」と説明し「ジャッジをすることに興味を持って」と呼び掛けた。
参加者は自身のジャッジを振り返り、さまざまなケースと重ね合わせながら競技ルールや判断の仕方などを再確認していた。













