高松宮賜杯第68回全日本軟式野球2部南北海道大会最終日は8日、とましんスタジアムで決勝が行われ、たいせつ総合サービス(株)=苫小牧支部=が笑蔵函館=函館支部=に13―6の八回コールドで大勝して初優勝を飾った。たいせつ―は十勝支部で9月7日開幕の同部の全国大会出場権を獲得した。
14チームがトーナメントで競った大会は道軟式野球連盟が主催し、同苫小牧支部の主管。苫小牧民報社後援。
たいせつは一回、1走笠井が二盗へスタート後、悪送球転々の間に好走し本塁生還して先制。なおも鈴木、梅田の三塁打で2点目を奪った。しかし、四回に笑蔵打線が反撃し、5失点。その裏、敵失を足場に適時打や犠飛などで攻勢をかけ、一気に5点を奪い返して主導権を握った。中終盤も加点に成功し、守っては先発難波を梅田が五回から好継投して要所を抑えた。
閉会式では道軟式野球連盟の松原暉副会長があいさつで「それぞれが持ち味を発揮した」と決勝進出両チームをたたえ、地元栄冠のたいせつに優勝旗を贈った。
▽決勝
笑蔵函館
00050001 -6
20050105x-13
たいせつ総合サービス(株)
(八回コールド)
(笑)酒師、市島守、吉田―桑島
(た)難波、梅田―若林
▽本塁打 阿部(笑)
▽三塁打 鈴木2、梅田、大村、若林(た)
▽二塁打 川田2(た)














