苫小牧市民有志のまちづくり団体・一般社団法人苫小牧タウンマネジメント(藤淳一代表)と、アイスホッケーアジアリーグのレッドイーグルス北海道(REH)は8月24、25の両日、ネピアアイスアリーナ(若草町)で「とまこまい氷夏(ひょうか)フェス」を初開催する。「氷都」復活への熱い思いで協力し、市民をスケートリンクに誘導するため、暑い夏と冷たい氷を掛け合わせたイベントを誕生させるもので、両者は「苫小牧の新たな夏の風物詩にしたい」と意気込む。
両者は「学校や公園からスケートリンクが消え、市民がスケートに携わる機会が減少しつつある」と危機感を抱き、「アイスホッケー、スケートのともしびを絶やしたくない」と立ち上がった。「夏と氷」を掛け合わせたイベントを通して、「真夏にスケートをしながら涼む」という新しい文化を生み出す狙いだ。
市民がスケートリンクに足を運びたくなるよう、「涼む」をテーマに暑さが残る夏のイベントとした。アリーナ駐車場で地元飲食店組合による巨大ビアガーデンや苫小牧スパイスグランプリ、ちびっこ縁日広場などの催しを展開。かき氷の食べ放題やスイカの振る舞い、地元アーティストによるステージなど、幅広い世代が楽しめる内容を考えている。
リンクではREH公式練習やプレシーズンマッチ(対東北フリーブレイズ戦)を通常チケット1500~5500円のところ、無料で観覧できる。試合のピリオド間には地元フィギュアスケートクラブによるエキシビションも予定。夏の日差しが注ぐ駐車場と、快適に涼めるリンクと行き来しながら、スケートに興味を持ってもらう。
また、誰でも気軽にリンクに親しめるよう、スケート靴を履かない親子アイスホッケー体験や氷上トライアスロン「初代氷男決定戦」も開催。氷男決定戦は競技2~3種目を実施し、最終種目の氷上ランでREHのマスコットキャラクター「鷲斗くん」に最初に抱きつくと、年間初代氷男を名乗ってもらう趣向。男女問わず出場者を募る予定だ。
同法人は来年以降も継続して取り組もうと、新たに氷都みらいプロジェクト部会(𠮷川昌志部会長)を発足。初年度は入場5000人を目指しており、将来はとまこまい港まつりに肩を並べるイベントにしたい考えだ。
𠮷川部会長は「子どもの頃は一日に2、3回リンクに行くのが当たり前だった」と振り返りつつ「周りに聞くとリンクに行ったことがない人も多い。暑い中でフェスを開き、涼むためリンクに行くことを、第一歩にしたい。いろんな人に関わってもらい、氷都を復活する足掛かりにできれば」と意気込む。
REHの高田航太マネジャーも「港まつりと氷上の甲子園(全国高校選抜アイスホッケー大会)が重なると、ものすごく観客が増える」と指摘し「まつりとアイスホッケーを一緒にしたいと思っていたので、実現できてよかった。継続していくことが大事」と話している。
















