原爆の恐ろしさを伝える市民グループ「ヒロシマ・ナガサキを語り継ぐ会」(舘崎やよい代表)は8月6日午後1時半から、三星本店(苫小牧市糸井)のハスカップホールで、苫小牧南高校演劇部や市民劇団「C.A.W(カウ)」と原爆詩朗読会「あの日を忘れない」を開催する。29回目の今年は、会員の高齢化などで来春解散する北海道被爆者協会の思いを引き継ぐため、同協会が制作したDVDの上映も行う。
語り継ぐ会は、被爆者の無念や怒りがしたためられた詩、作文などの朗読を通じて非核平和の大切さを訴えるイベントを毎年この時期に開催している。
1945年8月6日は、広島に投下された原子爆弾で多くの人が命を落とした日。会員や南高校演劇部員、市民劇団「C.A.W(カウ)」のメンバーが広島で被爆した峠三吉の詩や栗原貞子の「ヒロシマというとき」などの原爆詩を朗読する。市内のピアニスト千葉理恵子さんによるピアノ演奏も予定されている。
DVD上映する作品は「ノーモア・被爆者の願い」。次代を担う子どもたちに平和の尊さを理解してもらうため1年かけて制作された作品で、原爆の非人道性を写真や被爆者の証言で伝える。同協会が発行した絵本の朗読や作者からのメッセージも収録されている。
語り継ぐ会は6月、同協会が運営するノーモア・ヒバクシャ会館(札幌)を訪問。5歳の時に広島で被爆し、現在は札幌に住む語り部金子廣子さんの案内で、展示資料の見学などを行っている。
舘崎代表は「時が流れて被爆者がいなくなっても、原爆の恐ろしさを語り継いでいかなければならないという思いを強くした。朗読会には高校生も出るので、ぜひ多くの人に関心を持ってほしい」と語る。
















