海上自衛隊佐世保基地(長崎県)所属の大型護衛艦「いせ」が27日、苫小牧港・西港の南埠頭(ふとう)で一般公開された。同艦の苫小牧港入港は初めて。小雨が降るあいにくの天気となったが、普段は見ることができない船内を探索しようと子どもから大人まで多くのファンが詰め掛けた。
海自によると同艦は「ひゅうが」型の2番艦で、約10機の哨戒ヘリコプターを搭載できる。全長197メートル、全幅33メートルで、約380人の船員が乗船。対空や対潜用の装備として、20ミリ機関砲や魚雷発射管も備える。
艦内では、搭載されたヘリコプターを甲板に送り出す「昇降機」などを公開した。船首と船尾に設けられた機関砲が動く様子も披露。訪れた人は写真を撮ったり、船員による船内設備の解説に耳を傾けたりしていた。
家族で訪れた苫小牧開成中1年の岩木恋太郎さん(12)は「あんなに大きい昇降機が動くとは。自動で標的を追尾する機関砲もすごいと思った」と驚いた様子。市内有珠の沢町の無職安井力さん(70)は船内の広さに「『うわ、すごいな』という印象。甲板で野球できるんじゃないか」と笑いながら話していた。
















