2日から全道大会 苫小牧から青翔、啓北が挑む バスケットボール

練習に打ち込む青翔の選手たち

 北海道中学校体育大会第54回北海道中学校バスケットボール大会が8月2日、室蘭市などで開幕する。苫小牧からは胆振大会で優勝した男子の青翔、準優勝で開催管内枠を勝ち取った啓北が出場。道内各地から集う18校が、2校のみに与えられる全国への切符を競う。

 胆振大会を制した青翔。競技指導には外部顧問が当たるが、普段の練習は生徒たちのみで、メニューを組み立てて行っている。顧問の菊池泰征教諭は「主将を中心にそれぞれが自主性を持って行動し、コーチが示すドリルを参考にしながら練習に取り組んできた結果」と胆振大会での優勝を評価し、「全道でも楽しみながら、力を最大限に発揮してほしい」と期待する。

 「ほかのチームに負けない元気と、めりはりをしっかりしてバスケットをする」と、チームの特徴を語り、部員39人をけん引する牧怜臣=れおん(3年)主将。「練習では試合に出る選手、出ない選手でメニューを分けたりするが、全員を見て声を掛けるようにするなど、主将として視野を広くしながら取り組んでいる」と話す。昨年11月の選抜大会での敗戦で課題に挙がった体力面の強化に向け、ランニングなど基礎練習に力を注いだ。

 7月の胆振大会前には、さらにチームの精度を高めようと、オフェンスとディフェンスの切り替えを素早くするようなメニューを重点的に取り入れ、レベルアップを図った。牧主将は「ここまで取り組んできたことが発揮できているし、チーム全体の士気も上がっている」と成長を実感。全道大会でも頂点を目指し「一つ一つのプレーを大切にし、全国出場を決めたい」と力を込める。

 全道大会は2~4日までの3日間の競技日程で行われ、札幌市と各管区代表、開催地枠、開催管内枠の計18校がトーナメント戦を展開する。

 組み合わせは別表の通り。

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