あす、稚内で全道卓球大会開幕 苫小牧青翔中男女が出場

「チーム全員で勝利を」と意気込む男子メンバー

 北海道中学校体育大会第54回北海道卓球大会が2日、稚内市で開幕する。団体戦には苫小牧青翔が男女共に出場。顧問の山田五郎教諭は「全国を目指して頑張ろう―と今季はスタートした。それぞれの目標を達成できるよう自信を持ち、仲間を信じてベストを尽くしてほしい」と選手たちの活躍に期待を寄せる。

 男子は4度目、女子は3度目の挑戦。昨年は3年生に実力の高い選手がそろっていたが、全道大会進出がかなわなかった。その悔しさをバネに「次は必ず」と全員が気持ちを一つにし、試合でも声を掛け合って励ました。最後まで諦めない青翔魂を見せ、胆振大会の優勝をたぐり寄せた。

 「全国出場を目指す」と力を込める男子部員は36人。全道に向け、実践形式でサーブやレシーブを重点的に練習している。唐牛颯汰主将(3年)は「今季はスタートからさまざまな大会を通し、チームで協力して勝利をつかみ取ってきた。最後まで戦い抜き3年間の成果を出し切りたい」と意気込みを語った。

 16人の女子部員を引っ張るのは谷村光璃主将(3年)。胆振大会について「強豪の伊達に勝利できて、うれしさと驚きがあった」と振り返る。「試合に出場する選手も、控えの選手も全員が団結して戦った結果。全道でも胆振代表としての自覚を持ち、良い結果を残せるよう頑張りたい」と闘志を燃やす。

 全道大会は2日から4日まで、3日間の競技日程で男女団体、個人戦を行う。団体戦はそれぞれ18校が出場し、3校ごと6組に分かれて第1ステージの予選リーグを展開。各上位2チームが第2ステージのトーナメント戦へ進み、勝ち進んだ4校で団体戦代表決定リーグを実施する。上位3校が22日に新潟市で開幕する全国大会へ進む。青翔男子は予選リーグで音更(十勝)、上ノ国(桧山)と対戦。女子は港南(留萌)、上ノ国(桧山)と激突する。

 青翔男子の団体戦メンバーは、3年の唐牛颯汰、星貴就、中井涼介、大内槙太、佐々木雄大、渡邊丈一郎、馬渕煌盛、1年の菊池瑛仁。女子は3年の谷村光璃、芦名由瑞帆、髙山莉緒、登藤紗永、小川菜優花、山川晄奈、和泉彩良、1年の中村百花。

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