厚真町教育委員会は12日、町軽舞の軽舞遺跡調査整理事務所で、夏の特別開放事業を実施した。町内外から11人が訪れ、夜のバックヤードツアーや石臼で大豆をひく体験を楽しんだ。
通常の開館時間に来館できない人のため、特別企画として夜間も一般開放する取り組み。今年で3年目。
午後7時ごろに全館消灯し、懐中電灯で館内を散策する「夜のバックヤードツアー・ナイト探検」を行った。参加者は懐中電灯の明かりを頼りに、同事務所内でカードを見つけるゲームに挑戦した。
参加した町豊沢の主婦、外山千恵子さん(75)は「普段から事務所の催しに参加しているが、夜のツアーは初めて。石臼でひいた大豆は、香りが良かった」と話した。

















