第21回全国中学生弓道大会JOCジュニアオリンピックカップ大会(17、18両日、東京都)の女子団体戦に苫小牧選抜チーム(木村姫彩=啓明3年、有沢優花=凌雲2年、矢幡陽真理=青翔3年、源九理紗=ウトナイ3年)が挑戦する。個人戦には小原愛佳(和光3年)が出場。5人は全国での好成績を目指し、鍛錬を重ねている。
選抜メンバーは、北海道南地区大会の成績を参考に選出された。いずれも競技歴は浅いものの、互いに切磋琢磨(せっさたくま)しながら腕を磨いてきた。団体戦で主将を務める木村は昨年、苫小牧勢初の入賞となる団体5位を経験し、今年が2回目の挑戦。「練習で受けたアドバイスを実行しつつ、みんなで昨年以上の成績を残したい」と意気込む。
有沢は全国への挑戦に胸を躍らせつつ「肘を後ろに回し過ぎる悪い癖に気を付けながら、しっかり射たい」、源九も「対戦相手はいるが、まずは自分自身と戦う。(弓の)引きが足りない部分があるので、修正して狙いを付けていく」と力を込める。アニメがきっかけで弓道の魅力にはまった矢幡は「緊張せず力を抜き、大舞台で弓を引くことができることを楽しみたい」と語った。
個人戦で全国大会に出場する小原は、地区大会個人の部で6中し、優勝を果たした。「想像以上の結果が出たと感じているが、練習してきた自分を信じ、全国でも良い感触で弓を引いて、まずは予選突破を目指したい」と話した。
全国大会は男女それぞれ個人、団体戦を行う。予選を勝ち抜いた上位16チームが決勝トーナメントで全国一を争う。

















