93%が影響あり 原油・原材料価格高騰 約半数で転嫁進まず 道内企業調査

93%が影響あり 原油・原材料価格高騰
約半数で転嫁進まず 道内企業調査

 道は、2024年4~6月期の「原油・原材料価格高騰の経営への影響調査」結果を公表した。道内企業の93・7%が「影響がある」と回答。前回調査(24年1~3月期、95・3%)から1・6ポイント下降したものの、依然として9割を超える企業が影響を受けている。

 「影響がある」の内訳は、「大いに影響がある」が38・5%で、「影響がある」が35・0%、「多少影響がある」が20・2%だった。

 影響があると回答した業種別では、運輸業が100%でトップ。これに製造業が97・8%、建設業96・6%で続いた。

 価格転嫁の状況では、49・3%の企業が「転嫁が進んでいる」と回答。内容は「全て転嫁」が7・1%で、「8割以上」が13・3%、「5割以上8割未満」が28・9%だった。

 一方、46・7%の企業が「転嫁が進んでいない」と回答。内訳は「5割未満」が30・0%で、「必要だが全くできていない」は16・7%となった。

 前回調査(49・5%)に比べ、価格転嫁が進んでいない企業の割合は2・8ポイント下降したものの、依然として半数近くに上っている。

 価格転嫁が進んでいない企業の業種別では、運輸業が65・7%で最多。以下、サービス業48・8%、製造業47・7%の順。業種間の格差が依然として続いている。

 価格転嫁が難しい理由(複数回答)については、「価格を上げると販売量が減少する」が45・2%でトップ。これに「受注減等取引への影響懸念」が37・1%で続いた。

 調査は4月15日~7月1日に道内企業900社を対象に郵送とインターネットで実施した。480社から回答を得た。回答率53・3%。

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