苫小牧市ウトナイ南の真宗大谷派不退寺で15日、今年も平和への祈りを込めた鐘が鳴り響いた。終戦記念日の「平和の鐘つき」は、同寺に鐘楼堂(しょうろうどう)が建立された2016年から続けている。
1945年8月15日に玉音放送があった正午に合わせ、新保宗之住職(67)が最初に鐘を突いた。続いて、訪れた檀家や地域住民らが順番に鐘を鳴らし、恒久平和の実現を願った。
市内永福町の本間龍美さん(71)は孫の譜(うた)ちゃん(6)と一緒に来るようにしており、「孫の世代にとっては、戦争がどんなものか分からない。こうした機会は大切」と話した。
鐘を突いた人たちに、同寺から流しそうめんも振る舞われ、和やかな時間の尊さをかみしめた。
新保住職は「地球上から戦争がなくならないことに矛盾も感じるが、日本の戦後80年となる来年も続けたい」と力を込めた。
















