人材育成の覚書締結 道とベトナム政府協力促進 実習生の就労環境づくりを支援

人材育成の覚書締結 道とベトナム政府協力促進 実習生の就労環境づくりを支援

 道は15日、ベトナムからの技術者・技能者の受け入れに向け、「人材育成の協力促進に関する覚書」をベトナム政府と締結したと発表した。道はベトナムから北海道への技能実習生などの安全・安心な就労環境づくりを支援する。

 鈴木直道知事が昨年11月にベトナムを訪問した際、覚書の締結について基本的に合意していた。これまでベトナム政府の労働政策を担う「労働・傷病兵・社会問題省海外労働管理局」との協議を進め、今月9日付で正式に締結した。有効期間は5年間。

 本道では人口減少や少子高齢化が進み、さまざまな産業や地域で人手不足が深刻化している。道内の外国人労働者は、ベトナム人材(2023年10月現在、1万1565人)が最も多い。このうち食品加工や介護などの分野で働く技能実習生が8139人を占めていることを、道は重視。道内外の監理団体(60団体)のベトナム人材の受け入れ拡大意欲も高いことから、覚書の締結へ向けた作業を進めていた。

 覚書の内容は、ベトナムからの人材派遣、道内での受け入れについて双方の協力促進を定めた。外国人技能実習に代わって27年度にも創設される「育成就労制度」でも、ベトナムからの人材が安心して働ける環境づくりに努める。

 道では覚書締結により今後、北海道にいるベトナム人材の満足度の向上、ベトナムにいる人材の北海道についての認知度向上▽人材受け入れに関するイベントやセミナーの開催―などに取り組む。その第1弾として今月下旬以降に登別市や札幌市、函館市、旭川市でセミナーの開催を予定している。

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