白老町は25日午後7時から、名古屋外国語大学世界共生学部の地田徹朗准教授を講師に招き、講演会「私たちと隣国ロシア~その歴史と国政」を町中央公民館で開催する。江戸幕末期の仙台藩が白老に北方警備の拠点を形成するきっかけとなったのはロシアの存在。仙台藩白老元陣屋資料館の武永真館長は「道民にとって最も近くて遠い国。専門的な立場から易しくひも解いてもらえるのでは」と期待している。
町と同大の昨年11月の包括連携協定締結を記念した講演会。同大世界共生学科の学生は2019年から毎夏、町内に滞在し、多文化共生を掲げる町の歴史や文化、町民の暮らしなどを学習。白老の魅力の再発見につながるフィールドワークを実施している。
講演会は入場無料。当日直接会場へ。問い合わせは仙台藩白老元陣屋資料館 電話0144(85)2666。

















