コンビニ利用理解を 緊急車両に「休憩中」掲示 苫小牧

コンビニ利用理解を 緊急車両に「休憩中」掲示 苫小牧
救急車と消防車の前でプレートを手に持つ隊員たち

 苫小牧市消防本部は今年度、隊員が救急車や消防車をコンビニエンスストアなどの駐車場に止めて休憩や食事を取る場合、フロントガラスに掲示するプレートを作成した。特に夏季は、熱中症の救急要請などによる連続出動も想定され、同本部は改めて「隊員のコンビニ利用に理解を願いたい」としている。

 プレートは「ただいま休憩中です」と大きく記し、市公式キャラクターのとまチョップが「食事や水分補給、トイレをお借りしています。皆様のご理解とご協力をお願いいたします」と呼び掛けるデザイン。同本部の全救急車、消防車が携帯している。

 同本部はこれまでも、連続出動や市外への搬送などで活動が長時間に及んだ場合のコンビニ利用を許容する一方、市民への周知は特段行っていなかった。しかし、昨年8月には月間救急出動件数が初めて1000件を超え、同12月の苫小牧市議会でも、SNSなどで批判されることがないよう隊員のコンビニ利用に対する理解を広げる必要性が指摘されていた。

 他の自治体ではSNS上で「サボっている」と中傷する例があるといい、同本部は今年4月、市のホームページに「救急隊・消防隊のコンビニエンスストア等の利用について」と題する説明を掲載。プレートも作成し、駐車車両での掲示を開始した。

 同本部の上野泰範警防課長は「救急隊の出動は1回1時間ほどが目安だが、3、4回連続で出動することは珍しくない。隊員の健康維持のためにも見守ってほしい」と呼び掛ける。

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