安平町の及川秀一郎町長や町議ら9人は8~11日、町が2023年に友好交流協定を締結した台湾の台南市安平(アンピン)区を初めて公式訪問した。台湾最初の都市として、1624年に台南市に城が建城されて400年の節目であり、同区で行われる伝統行事「16歳成人式」に招待され、同市の幹部と親睦を深めた。
町と台湾のつながりは、2018年1月に町内で台湾の留学生と書き初めで交流したことをきっかけに生まれた。23年4月にオンラインで同区と友好協定を締結した。
公式訪問で出席した16歳成人式は、10日に行われた。台湾の成人年齢(18歳以上)と異なるが、16歳になった人を家族や友人らが祝う伝統儀式。同市の黄偉哲市長も出席した。
及川町長は「訪問して市長や区長らと会話し、安平町の魅力を伝えた。来年安平を訪問したいという言葉を頂いた。今後も教育や経済などの分野で交流を深めたい」と話した。

















