開拓先駆者へ哀悼の意 勇払で慰霊祭 苫小牧

開拓先駆者へ哀悼の意 勇払で慰霊祭 苫小牧
開拓先駆者の冥福を祈り、手を合わせる参列者

 苫小牧市勇払地区の開拓に従事し、苫小牧発展の基礎を築いた先人たちの冥福を祈る「開拓先駆者慰霊祭」が20日、勇払開拓史跡公園で行われた。地元関係者ら約40人が参列し、哀悼の意をささげた。[関連13面]

 北方警備と開墾のため勇払に移住した八王子千人同心や勇払会所の役人らを供養するため、勇払自治会(萬誠会長)と勇払商工振興会の共催で毎年8月20日に行っている。

 この日はあいにくの雨だったが参列者は厳粛な雰囲気の中、浄生寺の杉林良樹住職(73)による読経に合わせて焼香。祭壇を前に、萬会長は「開拓先駆者の遺業が現代に引き継がれ実を結んだ。遺志を引き継ぎ、未来へまい進していく」と誓った。

 来賓の山本俊介副市長は「まちの発展は、志をもって入植した八王子千人隊の熱い思いが礎となっている」と、感謝の言葉を述べた。

 八王子千人同心は1800(寛政12)年、武蔵国多摩郡八王子(現東京都八王子市)から勇払原野入り。厳しい気候風土の中での開拓作業に死者や病人が続出し、入植4年目でこの地を離れた。

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