東京商工リサーチ北海道支社は、2024年の道内企業メインバンク調査結果を発表した。北洋銀行が前年比5.51%増の2万7302社、シェア37.45%となり、12年連続でトップを堅持した。苫小牧信用金庫は前年同様8位となり、トップ10内に入っている。
調査は同社の企業データベースに登録されている道内に本社を構える7万2909社を対象に集計、分析した。メインバンクが複数の場合は、最上位行をメインバンクとした。
トップの北洋銀は、前年に比べ社数は1427社増え、シェアも1.17ポイント上昇した。2位は前年同様に北海道銀行で1万1605社、シェアは15.92%。北洋銀と道銀を合わせたシェアは53.37%となり、2行で全体の半数を超えた。
以下、北海道信用金庫(4047社、シェア5.55%)、旭川信用金庫(3132社、同4.30%)、帯広信用金庫(2604社、同3.57%)の順。
8位の苫小牧信金は前年から7社増の1637社、シェアは0.04ポイント下降し2.25%となった。
前年と比べ、上位15位までの順位に変動はなかった。
上位20位までの「銀行」「信用金庫」「信用組合」の業態別のシェアでは、「銀行」が57.05%で最多。これに「信用金庫」が31.56%、「信用組合」が1.09%と続いた。地域密着型の信用金庫と信用組合を合わせたシェアは32.65%となっている。
一方、全国調査では、三菱UFJ銀行が12万6642社、シェア7.99%となり、12年連続でトップを守った。これに三井住友銀行が10万442社、同6.33%で続き、初めて10万社を超えた。3位は、みずほ銀行で8万773社、同5.09%。上位のメガバンク3行でシェアは2割(19.41%)近くに達する。北洋銀行は全国では5位にランクインしている。
同支社では「道内においては地域性や取引対象もさまざまだが、地元金融機関が地域に密着した営業を続け、引き続き高いシェアを維持している」と分析。今後は「メインバンクに求められている役割が単なる融資だけではなく、M&A(合併・買収)から廃業支援など多方面に広がっており、その力量が問われている」と指摘している。
















