人材派遣業シグマスタッフ(東京)が苫小牧市と道の介護関連事業で委託料を不正に過大請求していた問題で、市は21日、19日付で同社関係者を詐欺の疑いで苫小牧署に告訴したと発表した。
同社は市と道に対し、委託業務の経費と偽って人件費や募集費を計上したほか、車両費や燃料費などを重複請求していた。2018~22年度の過大請求額は、市に約3300万円、道に約1億4000万円。
同社は昨年12月、関係書類を破棄していた17年度分や遅延利息も含め、全額約4000万円を市に返還している。市は今年5月、同社を9カ月間の指名停止処分としている。
市は告訴した理由について「今回の事案はマニュアルが作られていた経緯もあり、悪質性が高いと判断した。具体的な物証、証拠集めに時間を要した。道とも歩調を合わせて検討を進めてきた」と説明している。
















