働く世代や運動に無関心な人たちの運動習慣化を目指す苫小牧市のスポーツ習慣化促進事業「スポーツライフとまこまい」が21日、スタートした。受講者30人が、苫小牧市保健センターで運動機能の測定を行い、その後ネピアアイスアリーナでスケーティングの基礎などを学んだ。
受講者はまず、市保健センターで機器を用いて身体組成を測定。座って前屈し、柔軟性を確認した後、普段の姿勢を記録するため正面と横から直立した姿を撮影した。
その後はネピアアイスアリーナへ移動。レッドイーグルス北海道のDF今勇輔、武部太輝、FW高橋聖二、安藤優作の4選手が講師となり、スケーティングの基礎を伝えた。受講者たちは滑走経験別に4グループに分かれ、初心者組は前に進む方法やターン、ブレーキの仕方を練習し、経験者組はスケート靴の刃のエッジの使い方を専門的に教わった。
市がスポーツ庁補助事業の一環として実施する。包括連携協定を結ぶレッドイーグルス北海道の選手やコーチ、トレーナーが持つ専門知識や運動プログラムを活用し、スポーツ習慣の定着を目指す。11月まで全6回開講し、最終回に再度運動機能を測定。データを基に事業効果も検証する。




















