樽前小学校 新校舎で新学期スタート 市内初、教室と保健室 エアコン完備

エアコンが完備された教室

 苫小牧市内唯一の小規模特認校、苫小牧樽前小学校(中嶋清人校長)の児童19人が26日、2学期開始に合わせ、新校舎での学校生活をスタートさせた。普通教室と保健室に市内の小学校で初めてエアコンを完備し、災害時の避難機能も充実させた。

 同日朝、新しい学びやに登校してきた児童たちは「木の匂いがする」「すごくきれい」などと声を弾ませた。

 新築の体育館で行われた2学期の始業式で、中嶋校長は「今後50年、100年と皆さんの後輩が学ぶ校舎。大事に大事に使い、新しい思い出を刻んでほしい」と呼び掛けた。5年生の三品李霞さん(10)は「教室にエアコンがあって涼しい。楽しく勉強できそう」と笑顔を見せた。

 築60年余りの旧校舎の老朽化に伴い、昨年7月から約1年かけ全面改築された新校舎は鉄筋コンクリート造平屋、延べ床面積1441平方メートル。図書室は壁がなく開放的で、多目的室の仕切りは可動式で広さを調整できる。

 新体育館は鉄骨鉄筋コンクリート造平屋、917平方メートルで、高さ4メートルの屋上は一時避難場所に利用する想定だ。

 各教室の案内表示のデザインは、樽前を拠点に活動する金属工芸家藤沢レオさん(49)が手掛け、歴代卒業生の作品を校内の随所に設置。全室にLED(発光ダイオード)照明を導入するなど省エネにも配慮した。

 校舎、体育館はいずれも木のぬくもりを感じる外観で、市教委は「周囲の自然環境と調和した校舎を目指した」という。

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