倉庫・港湾運送業の苫小牧埠頭(苫小牧市入船町)が、輸送用冷凍冷蔵庫の修理や販売を展開するロードボス(同一本松町)と資本業務提携を結んだ。需要が拡大する低温物流網(コールドチェーン)を強化し、道産農産物の輸出拡大を目指す。
両社は4月11日に資本業務提携契約を締結。苫小牧埠頭は7月26日、ロードボスが第三者割当で新規発行する株式を引き受け、発行後株式33・4%を取得してグループ会社とした。出資額は非公表。両社の関係強化として、苫小牧埠頭は取締役1人、監査役1人を社外役員としてロードボスに派遣した。コールドチェーンの基盤整備により、商品の品質保持や消費期間の延長、遠隔地までの販路拡大や食品ロスの削減などの効果を期待する。
苫小牧埠頭は、大型冷凍冷蔵庫「北海道クールロジスティクスプレイス」を苫小牧港・東港区で運営し、中期経営計画(2022~25年度)で物流などの事業を通した課題の解決、本道の食と農業の発展への貢献を掲げている。同社は「両社のノウハウを融合することで、コールドチェーンサービスの安定供給を図りたい」と意気込む。
ロードボスは07年設立。輸送用冷凍冷蔵庫メンテナンスの道内大手で、冷凍機付きトレーラーなどのリースや販売も展開。23年8月期の売上高は約9億2000万円。同社は苫小牧埠頭の拠点などの活用を見据えており「将来的には東北地方での事業拡大に力を入れていきたい。社員教育や労働環境の整備についても学べれば」と期待している。
















