半導体産業の人材育成で意見交換 熊本県議会の15人苫工高を視察

半導体産業の人材育成で意見交換 熊本県議会の15人苫工高を視察
情報技術科実習室を視察する熊本県議会教育警察常任委員会のメンバーら

 熊本県議会教育警察常任委員会(中村亮彦委員長)メンバーら15人が27日、苫小牧工業高校(小山彰博校長)を視察し、半導体関連産業の人材育成について意見交換などを行った。

 同県では今年2月、半導体受託生産世界最大手、台湾の「TSMC」が新工場を稼働。半導体業界は人材不足が深刻化しており、次世代半導体の国産化を目指すラピダスの工場建設が進む地域で課題解決のヒントを探ろう―と同校を訪ねた。

 昨年12月、同校の情報技術科は地域の小中学生向けに冬休みプログラミング教室と半導体展を開催。田中俊正教諭は「プログラミング体験を実施したほか、半導体の基板材料となるシリコンウエハーなどに触れてもらった」と取り組みを紹介した。

 意見交換では同科への志願者数が増えている理由について、苫工側は「プログラミング教室の影響もある」と説明。生徒たちの地元志向の強さに触れ、卒業生の8割が市内や近郊で就職していることもアピールした。

 一行は、実習棟の情報技術科実習室なども見学。県議の中村委員長は「小中学生に働き掛ける目線が素晴らしい。仕事の選択肢がたくさんある時代だけに今後の取り組みの参考にしたい」と語った。

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