市役所訪れ、全国大会結果報告 苫小牧相撲少年団が表敬・少年相撲

市役所訪れ、全国大会結果報告
苫小牧相撲少年団が表敬・少年相撲
全国大会の結果を報告した(右から)杉山監督、大場、佐藤と木村副市長

 苫小牧相撲少年団の杉山秀人監督、大場太陽(沼ノ端中3年)、佐藤魁吏(光洋中1年)の3人が29日、苫小牧市役所を訪れ、木村淳副市長に各種全国大会出場の結果を報告した。木村副市長は「苫小牧から新力士が誕生する日を期待している」と激励した。

 大場は全国都道府県中学生相撲選手権大会(11日、東京都)、全国中学校(全中)相撲選手権大会(17、18両日、富山県)に出場。全中大会では少年団設立以来、初めて同団員として予選リーグを突破。決勝トーナメント2回戦で敗れはしたものの「予選を突破できてうれしさはあった」と述べ、「強く当たるなど、満足のいく内容の相撲を取ることができなかった」と反省点も挙げた。「進学しても相撲を続け、さらなる高みを目指したい」と強い決意を語った。

 全国の舞台を初めて踏んだ佐藤は、大場と共に全中大会の団体戦に出場。全国レベルとの体格差に緊張しながらも、「お前ならできる」と北海道栄高の高山和典監督に指導を受けた際の言葉を胸に全力でぶつかった。結果は振るわなかったが、9月には秋季大会を控えており、「稽古をしっかり積んで力を付けていきたい」と次の目標を見据えた。

 杉山監督は大場について「全国での経験を重ね、結果を残すことができた。本人も反省点が見えているし、今後に生かしてほしい」と話した。佐藤についても「初出場とは思えない頑張りを見せてくれた。次につながる相撲ができた」と評価した。

 また、同団員で佐藤の弟の尊吏(糸井小5年)も、わんぱく相撲全国大会(4日、東京都)に出場した。3回戦で敗れたが、杉山監督は「稽古に対する姿勢は人一倍。気持ちで負けず、実力を発揮していってほしい」と期待を寄せた。

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