船員災害防止協会北海道支部苫小牧地区支部(中野克也支部長)などは5日、9月の船員労働安全衛生月間に合わせ、船員などを対象とした安全講習会を市文化交流センターで開いた。海事関係者約40人が出席し、市内で想定される自然災害への備えについて学んだ。
元自衛官で市危機管理室危機管理専門官の北構孝悦氏(58)は講演で、「苫小牧は道路や鉄道、川によってパーツごとに区切られ、逃げにくい地形」と指摘。「地形などをすべて知った上で、逃げる場所を自分たちで見つけなければならない」と述べ、「一番訓練しなければいけないのは真夜中。真夜中にたたき起こされてどう動けるかが大事」と強調した。
後半は「船舶における津波対応」と題し、北海道運輸局海事保安・事故対策調整官の川本亮氏(59)が講演。東日本大震災で多くの船舶が避難に時間を要したことに触れ、「津波避難マニュアルの作成が効果的。まずは『津波対応シート』の作成を検討してほしい」と促した。
















