構成、編集を見直し 近現代は部門別に 原稿執筆を民間委託 苫小牧市史

構成、編集を見直し 近現代は部門別に 原稿執筆を民間委託 苫小牧市史

 苫小牧市教育委員会は、2028年度発刊予定の新しい苫小牧市史について、構成と編集方法の見直しを決めた。これまでは先史時代から現代までを3編に分けてまとめる予定だったが、変更後は先史から近世までを1編の通史とし、近代~現代は行政、港湾、教育・文化など8編に分けた部門史とする。編集方法は、職員が行うとしていた原稿執筆を民間に委託する。28年度の完成予定は変えない。

 8月の市史編さん審議会と定例教育委員会で了承された。

 従来の構成は、序編に苫小牧市の概要を記載し、1編が先史時代、2編が中世~近世、3編が近代~現代としていた。変更後は、1編が苫小牧の自然・地勢、2編が先史~近世、3~10編を近代(明治)から現代(可能な限り直近)までの部門史とする。部門は▽行政▽港湾▽産業・経済▽教育・文化▽社会・衛生▽交通・通信▽公安・災害・環境▽建設・公共事業―の8分野を検討している。

 体裁は当初の全3冊から全2冊に改め、各1000ページ程度を予定。B5判で各500部発刊し、タイトルも「新苫小牧市史」から「新修 苫小牧市史」に変更する予定。市教委は「学術的過ぎず、親しみやすく手軽に扱えることに主眼を置きたい」としている。

 民間委託は当初、編集や校正、印刷を対象に26年度から導入し、原稿執筆は市職員が担う想定だった。しかし、予定通りの完了が確実でないことなどから、執筆も民間に委託し、導入を25年度からに前倒しする。

 市史発刊を巡っては、市教委教育部に編集事務局を設置。有識者らによる編さん審議会も設け、20年度に編さん方針を市長に答申した。当時は市制施行75年に当たる23年度完成を目指したが、コロナ禍の影響を受け、28年度に延期していた。

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