氷上の甲子園 経済効果は1億円 苫小牧市議会一般質問

氷上の甲子園 経済効果は1億円 苫小牧市議会一般質問

 苫小牧市議会の定例会は10日、本会議を続開し、一般質問に4人が登壇。同日で一般質問は終了した。主なやりとりを紹介する。

 小野寺幸恵氏(共産)は、部活動の地域移行で現在行っている拠点校方式の背景、部活動の意義について、市教育委員会の考えをただした。市教委は生徒、保護者向けのアンケート調査で移動面に関する不安の声が多かったことを指摘。園田透教育部長は「苫小牧市は東西に長いため、東、西、中央を基本に、できるだけ移動の少ない方法を考えた」と説明した。現在は教職員が指導に当たっていることにも言及し、「暫定的に指導することで、部活動の大切さも継承されていくと期待している」と述べた。

 金沢俊氏(新緑)は、第19回全国高校選抜アイスホッケー大会(7月30日~8月4日)の宿泊状況、経済効果などを聞いた。市によると、全国から28チームが出場。事前合宿を含めて選手、スタッフ、大会関係者など826人が参加し、延べ7804人が市内で宿泊、飲食、交通を利用した。町田雅人総合政策部長は「約1億円の経済効果があった」と試算を示した。一方で、ビジネス客の宿泊と重なったことから、市内での宿泊が18チームにとどまったことを挙げ、小名智明産業経済部長は「可能な限り宿泊客の増加を図ることは重要。市が関わるスポーツ大会等の開催時期が重複しないように調整し、多くの大会を受け入れ、市内で宿泊できるよう努めていく」と話した。

 松井雅宏氏(改革フォーラム)は、介護認定を受けた高齢者らの自宅を訪問し、玄関先からごみを回収する市の「ふれあい収集」事業の民間委託を提案。石黒幸人環境衛生部長は「コストメリットを含め、市に代わり得る適切な委託先があれば検討する余地がある」と回答した。一方、今年度から市内全域に拡大し、一定の条件付きで85歳以上の希望者を対象に行う「戸別収集85」を含めた一本化については「持続的な家庭ごみ収集の可能性を模索していきたい」と述べるにとどめた。

 佐々木修司氏(民主クラブ)は、ハラスメントが原因で中途退職した職員がいないか尋ねた。山田学総務部長は「具体的な理由すべてを把握できてはいない」と前置きした上で、「これまでにハラスメントを理由にした事例はなかった」と答弁。過去5年間のハラスメントの相談、申し入れについては「具体的な件数を示すことは難しいが、5年前と比べて相談は増えていると感じる」と語り、「遺憾ながら処分に至った事例も数件あった」と明らかにした。

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