白老町の食の一大イベントに―。白老商工会青年部(大塚雄裕部長)は16日午前11時から、第1回「しらおいまるごとグルメフェス~白老を挟んじゃおう~」を町若草町のポロトミンタラで開催する。同青年部に加盟する飲食店10店が地元特産品を具材にしたバーガーなどを提供。同青年部は町自慢のパンとブランド牛を使って独自に開発した「白老和牛プレミアムバーガー」を販売する。
町内の飲食店がキッチンカーを出動させ、バーガーやホットドッグなどを販売する。キンペンカフェの「白老牛とポロト豚合挽バーガー」(600円)、キッチンカーさんぽの「ナンで楽しむ!虎杖浜たらこサンド」(700円)などがある。
白老和牛プレミアムバーガー(3000円)は、町内のいわさきファームと牛の里の2社で扱うハンバーグ2枚と和牛ベーコンを、町内二つのパン店、ブーランジェリーニシオとななかまどのバンズで挟んだボリューム満点の一品。限定30個を前売り予約のみで販売し、予約は同商工会の窓口とチケットぴあで受け付ける。
同部は昨年9月に仮装大会「ちびっこフェスティバル せっかちなハロウィンパーティー」を実施したことを機に、幅広い年代が楽しむことができ、加盟店の魅力を伝える地域振興イベントを企画することを決めた。その後、白老和牛プレミアムバーガーを開発。2日間で5万人が来場する白老町の「牛肉まつり」(白老牛銘柄推進協議会主催)のようなイベントを目指し、同フェスを企画した。
グルメフェスの開催をけん引する同部のメンバーで町大町のベーカリーショップななかまどの店長松野裕一さん(36)は、「継続的に開催できる新たな食のビッグイベントにしていきたい」と話している。
午後4時まで。来場者が一番おいしかったと思う店に投票して順位を決める「しらおいまるごとグルメフェスアワード」を実施するほか、町内経験者が指導するサッカー体験コーナーを設けて子供も楽しめるようにするという。
問い合わせは同商工会 電話0144(82)2775。






















