厚真町と北海道石油共同備蓄(苫小牧市静川)は12日、町吉野の生活会館跡地周辺で、エゾヤマザクラの記念植樹会を開いた。宮坂尚市朗町長や同社の阿曽順之社長ら10人が苗木4本を植えた。同社からカラマツなどの苗木4000本(50万円相当)が寄贈され、阿曽社長が宮坂町長に目録を手渡した。
町と同社は、2023年11月に包括連携協定を締結。植樹会は協定に基づき、カーボンニュートラル(CN)や森林再生の推進に資する取り組みとして初めて企画された。町は、提供された苗木を町内の植林活動に生かす方針。
宮坂町長は「たくさんの苗木を寄贈していただいた。今後、協定を通じて防災に向けた地域づくりを進めたい」と感謝し、阿曽社長は「苗木の提供は、厚真町の豊かな自然環境を守り、次の世代に引き継ぐための取り組みとして非常に意義深いものと考えている」と述べた。

















