苫小牧市と札幌市の書道教室9カ所でつくる「彩萌書道会」(工藤彩華代表)は、国際書道協会(札幌市)主催の第55回記念全国書道コンクール団体(書塾)の部で優勝し、北海道知事賞にも輝いた。同会の優勝は9年連続12回目。札幌市内で8月に行われた表彰式で優勝旗を受け取り、工藤代表は「生徒一人ひとりが頑張ってくれた。記念の年に連続優勝の記録が守れ、ほっとした」と喜んだ。
毛筆、硬筆の各作品が対象の同コンクールは1人で複数出品が可能で、今年は団体、個人の部合わせて全国から5754人、計1万153作が集まった。書塾の部は、出品点数に個々の成績を加味した総合得点で順位が決まる。今年は369団体が出場した。
同会からは5~89歳の生徒140人が計531作を出品。総合得点は604点で、2位を217点も引き離した。同会によると、工藤代表が毛筆役員部の最高賞を獲得したのをはじめ、加算対象の入賞者が多かった。
個人毛筆の部で記念賞に入賞した苫小牧美園小5年の宮下紅音さん(10)は「字がうまくなりたい」と3年前から教室に通い、今年は毛筆、硬筆に3点ずつ出品。「教室だけでなく、家でも練習した。もっとうまくなりたい」と意欲的だ。姉の背中を追い、昨年から習い始めた同小2年の紅哉君(7)も記念賞に初めて輝き、「うれしい」と笑顔を見せた。
個人かなの部で記念賞に選ばれた市内三光町の松澤知幸さん(75)は70歳から工藤代表の指導を受け、「今年はいつもより多く書いて出品した。入賞は初めて」と喜びをかみしめた。
工藤代表は「生徒たちのモチベーションを高めるコンクール。来年も団体優勝目指して頑張りたい」と抱負を語った。
















