全国大学演習林協議会 26、27日に苫小牧で初開催

全国大学演習林協議会 26、27日に苫小牧で初開催
約2700ヘクタールの森林を有する苫小牧研究林

 演習林を抱える27の国公私立大学でつくる全国大学演習林協議会(会長・揚妻直樹北海道大学森林圏ステーション長)は26、27の両日、苫小牧市内で秋季会議を初開催する。25日は、市が連携企画として市職員会館(旭町)で「生態系サービスとSDGs(持続可能な開発目標)」をテーマにした市民向け講演会を開く。

 1951年、演習林での教育、研究、整備促進などを目的に設立された同協議会。秋季会議は北大が8年ぶりの当番校となり、約2700ヘクタールの森林を有し、生態系学などの中心的な調査場所である苫小牧研究林のある同市が開催地に選ばれた。

 26日は、市文化会館で総会を開催。オンライン参加を含め全国の研究者や技術職員ら約100人が出席予定で、公開森林実習や共同研究などについて議論する。森林管理技術賞の表彰式や大学相互の意見交換も予定されている。

 27日は出席者向けに、苫小牧研究林やウトナイ湖野生鳥獣保護センターなどの見学会が予定されている。

 25日の市民向け講演会では同研究林の中村誠宏林長を含む北大教授4人、東大講師、市内の自然環境団体理事の計6人が登壇する。▽生態系サービスの危機▽SDGsマインドセットから自然との共生を学ぶ▽自然とのつながりを支える制度と文化▽勇払原野の風土理解と感性―など講演テーマは多彩で、時間は午後3~5時の予定。

 市は独自の環境キャンペーン「ゼロカーボン×ゼロごみ大作戦」の関連事業の位置付けで、開催をサポートする。入場無料で、予約不要。定員は40人程度。

 同研究林の担当者は「私たちの生活は自然から多くの恵みを受けているが今、それが危機にひんしている。市民一人ひとりが行動を変える重要性を伝えられたら」と話す。

 市民講演会に関する問い合わせは市環境生活課 電話0144(32)6331。

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