生命と自然がテーマ 美術博物館の企画展開幕 苫小牧

生命と自然がテーマ 美術博物館の企画展開幕 苫小牧
絵画や彫刻などの力作がずらりと並ぶ会場

 苫小牧市美術博物館で14日、企画展「いのちと自然の造形譚(ものがたり)」が開幕した。「こどもとおとなの美術展」と題し、動植物や人の生命を表現した絵画、彫刻、工芸など約100点を集めた。幅広い年代の鑑賞を促すため、展示方法に一ひねり加えられており、家族連れの姿も目立った。11月24日まで。

 展示は(1)語り出す、動植物と自然(2)人とその気配(3)音をイメージする(4)浮かび上がる、夢とまぼろし(5)光と影に感じる―の全5章で構成。石彫の第一人者とされる舟越保武さんの「ANNA」、その息子で彫刻家舟越桂さんの「そこだけの冬」といった立体的な作品をはじめ油彩画、水彩画など絵画も豊富にそろえた。

 半数以上が地元ゆかりの作家によるもので、細矢久人学芸員は「今まで十分に紹介できなかった作品もあり、その魅力を感じてほしい」とアピールする。

 「どんな場面かな」「どうして背景が黒いのかな」などと来場者に問い掛ける掲示物を作品周辺にちりばめたほか、絵の中の人物と同じポーズでの撮影を楽しめるスポットを設置。音楽が題材の作品の周りにはステージ風に演出し、来場者の発想を刺激する展示となっている。

 苫小牧東高2年の平川尊董さん(17)は苫小牧ゆかりの画家町田徹哉さんの油彩画のシリーズを気に入ったといい「展示の仕方にストーリー性があり、面白かった」と話した。

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