内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期の「海洋安全保障プラットフォームの構築」の一環で、無人潜水ロボットと海底観測装置を使った調査が15日、苫小牧港・西港沖約19キロに設定したB海域で始まった。
この日は苫小牧漁業協同組合所属の漁船が協力し、海底観測機器「江戸っ子1号COEDO」(全長約1メートル)2台を沖合に入れた。同海域では当初、同機器を3台使う計画だったが、1台のカメラに不具合があり、2台を投入することに。1台にセンサーやカメラを搭載し、もう1台に環境DNA採取装置を取り付けた。19日まで海中で観測やデータ採取を続け、20日に機器を回収する予定だ。
また、勇払沿岸から約2キロに設定したA海域では、16日から18日までの午前中、同機器3台と自律型水中探査機(AUV)「ほばりん」(全長120センチ、横幅70センチ、高さ80センチ、重量270キロ)を連携させて調査する。「COEDO」を音響灯台として利用し、「ほばりん」で海底約20メートル×50メートルエリアを2メートル間隔でくまなく海底環境や生息する生物の状況を調べる。
調査は国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC、神奈川県)が担い、準備期間を含めて14~20日に同漁協と連携して行う。
















