第3回定例道議会は17日、本会議を再開して代表質問を続行した。鈴木直道知事はラピダス(東京)の千歳市進出を契機に、実現を目指す次世代半導体の複合拠点について、8月の「米国訪問時におけるニューヨーク州側との覚書締結により構築した連携の枠組みを最大限に活用する」と強調。「(同州の)知見・ノウハウを獲得し、国内外の半導体関連企業や研究拠点誘致、教育機関などと連携した人材育成・確保など、複合拠点実現に向けた取り組みを加速したい」との姿勢を示した。
荒当聖吾氏(公明党)の質問に答えた。荒当氏は7月に来道した岸田文雄首相が建設中のラピダスを視察した際に、関連法案を早期に国会へ提出する方針を表明したことに言及。「国はラピダスに約1兆円の支援を決定しているが、2027年の量産開始に向けては総額5兆円が必要とされており、技術面はもとより資金調達も課題」と指摘。「知事は新法をはじめ国の支援をどのように受け止め、この巨大プロジェクトの成功と道内への波及効果の実現に向け、どのように道筋をつけていく考えなのか」とただした。
知事は「国は骨太の方針に基づき、必要な法制上の措置について法案の早期提出に向け具体的な内容の検討を進めている」との認識を示し、「国による多様な支援が次世代半導体の量産に向けた取り組みを着実に後押しすると期待している」と答弁。道としては、今後の取り組みの指針となる北海道半導体振興ビジョンに基づき「必要な支援を行うとともに、デジタル技術の社会実装による地域課題の解決促進などにより全道にその効果を波及させ、地域経済の活性化につなげていく」と述べた。
白川祥二氏(北海道結志会)も登壇し、ヒグマ対策など幅広く理事者の姿勢をただした。代表質問は同日で終了。19日から一般質問に入る。
















