苫小牧市拓勇東町内会は同会設立15周年を記念して14日、まち歩き研究家として活動する北海道科学大学の和田哲客員教授を迎え、市中心部でまち歩きイベントを行った。
和田さんは元タウン情報誌の編集者で、「ブラサトル」を名乗って全道各地を巡り、独自の視点でまち歩きイベントを展開する。
この日は町内会員ら約20人が参加。JR苫小牧駅南口から出発し、市道駅前本通線を通り、現在は駐車場の旧王子娯楽場跡やホテルになった旧鶴丸百貨店跡などの前で写真を紹介しながら、昔の街並みを解説した。市道一条1号道線(一条通り)を進み、新川通りに出た際は、大正時代に発生したコイノボリ大火と言われる火災で周辺一帯が壊滅的な被害に遭った歴史をひもとき、防火対策で新川通りの道路幅が広くなっていることを伝えた。
この後、浜町に向かい、旧遊郭跡や旧苫小牧川に掛かる苫小牧橋に立ち寄り、「この小さな橋に苫小牧の名前が付いているのは、かつて中心部だった名残。きょうは市街地の移り変わりをたどって歩いた」と語った。
市内拓勇東町の会社員川元敦史さん(40)は「苫小牧に引っ越して10年以上たつが、知らない話ばかりで面白かった。苫小牧に愛着が湧くよう、子どもたちにも伝えたい」と話した。
















