名馬ヴァーミリアンにお別れ 献花台にファン続々 ノーザンホースパーク

名馬ヴァーミリアンにお別れ 献花台にファン続々 ノーザンホースパーク
競馬ファンらがヴァーミリアンを追悼

 中央競馬のダートG1・Jpn1レースで9勝を挙げ、苫小牧市美沢のノーザンホースパークで余生を過ごしていたヴァーミリアンが12日に死んだ。同パークは同馬を追悼しようと献花台を設置し、多くの競馬ファンらが花やニンジンなどを手向けている。

 ヴァーミリアンは2002年4月、ノーザンファーム(安平町)で誕生。07年のジャパンカップダート、08年のフェブラリーステークスをはじめ、10年までにダートG1・Jpn1レースで9勝を挙げ、当時としては歴代最多記録を達成した。引退後に社台スタリオンステーション(同)で種牡馬となった後、17年から同パークで暮らしていた。

 ダート界で一時代を築いた名馬だが、一般見学できる厩舎(きゅうしゃ)に入り、イベントなどでファンと気軽に触れ合ってきた。同パークマーケティング室の高宮望さん(43)は「おとなしい馬だった。ファンが触って一緒に写真を撮っても、微動だにしなかった」と振り返る。

 利口で手のかからない「仕事」ぶりに、パークでも仲間内で「ヴァーちゃん」と愛称を付ける人気ぶり。今年6月には函館競馬場のイベントに出張し、競馬ファンらの熱い声援を集めた。12日に疝痛(せんつう)のため死んだ。22歳だった。

 同パークはヴァーミリアンが暮らしていた厩舎に、献花台と記帳スペースを設置。競馬ファンらがひっきりなしに訪れて合掌し、台は花束やリンゴ、ニンジンなどであふれ、ノートには「お疲れさまでした」「天国でゆっくりしてください」などのメッセージがびっしり。高宮さんは「寂しいけど、本当に愛された馬だったと改めて感じています」と話している。

 献花台は10月31日まで、午前9時~午後5時に設置している。

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